保存されているファイル等の使い方
Jw_cadにある〔文字(黄色アンダーライン)〕の使い方をいろいろご紹介していますが、こちらでは主に外部に保存されているファイルから必要な文字列等を読込見込んだり、外部のメモ帳などを使って、編集したりする使い方をご紹介します。
ご紹介するは、コントロールバーの赤枠部分になります。
文書タブの使い方
〔文字〕タブを左クリックすると、上部コントロールバーが変り文字入力専用になり、この中の〔文書〕タブを左クリックすれば、図面上に書かれた文字を外部ファイルへ書出すことが出来ます。
しかし、通常〔文書〕タブは、非アクティブな状態なので、このままでは使うことが出来ませんので、どのようにして使うのかご覧ください。
画像の手順は次の通りです。
- ツールバーの〔文字〕タブを左クリックします。
- メインフレーム上にある読込対象の文字列を左クリックでハイライトさせます。
- コントロールバーの〔文書〕タブを左クリックします。
この時点で、読込対象の文字列は読込まれています。
〔文書〕タブは、文字列を左クリックしてハイライトさせるまでアクティブになりません。
〔文書(黄色アンダーライン)〕タブを左クリックした時点で、このダイアログが現れます。
ここは、通常の保存フォルダなので、普通に任意の名前を付けてファイルを保存してください。
これで、外部ファイルへの書出しは、完了です。
外部ファイルなどと大袈裟な書き方をしていますが、あくまで自身のPC内での話なので、全く別のところにあるファイルの話ではありません。
文読タブの使い方
〔文書〕タブで、図面上にある文字列を取り込むことが出来たので、今度は取り込んだ文字列を活用する〔文読〕タブの使い方をご紹介いたします。
画像の手順は次の通りです。
- ツールバーの〔文字〕タブを左クリックします。
- コントロールバーの〔文読〕タブを左クリックします。
- 保存フォルダ内で必要なファイルを左クリックします。
- メインフレームで書込み位置で左クリックすると文字列が書込まれます。
画像では、保存フォルダのファイルを左クリックするところまでしか紹介していませんが、最後にメインフレーム内の書込み位置を指示しなくては書込むことが出来ません。
尚、左クリックで指示したときは任意の位置になり、指示点がある時は右クリックで指示点を読み取ってください。
ここまで行うと、文字列が指示通りの位置に書込まれます。
文字の貼付け方
文字の貼付けは、クリップボードに取り込んだ文字列を貼り付ける時に使います。
普通にクリップボードに保存したい文字列をハイライトさせて、コピーすれば保存出来るので、それをメインフレームに貼り付けるだけのことです。
通常のテキストエディタならマウスの右クリックで「コピー」して貼り付けたい位置で「貼付け(P)」で貼り付けるところを、Jw_cadでは、〔貼付〕タブを使って行います。
手順は次の通りです。
- 外部ファイルで必要な文字列をコピーしておきます。
- 文字コントロールバーの〔貼付〕タブを左クリックします。
- コピーした文字列を書込みたい位置で左クリック又は右クリックして貼り付けます。
貼付けた状態が、この画像になります。
画像では貼付けの基点は左下になっていますが、基点は自由に変更してください。
基点の変更方法は下記をご覧ください。
NOTEPADの使い方
Jw_cadにある〔NOTEPAD〕タブですが、簡単に言ってしまえば、テキストエディタを起ち上げるコマンドです。
その手順を画像にしましたのでご覧ください。
画像の手順は次の通りです。
- ツールバーの〔文字〕タブを左クリックします。
- コントロールバーの〔NOTEPAD〕タブを左クリックします。
- 範囲選択する始点を左クリックで指示します。
- 範囲選択する終点で右クリックで文字を指示します。
- コントロールバーの〔選択確定〕タブを左クリックします。
これでテキストエディタが起ちあがります。
そして、その中には範囲選択した文字列が書込まれていますので、続きの文言を書込むなり必要な編集をしてから、貼付を実行するなり編集内容を保存するなりしてください。
<まとめ>
文字に関するいろんな使い方をご紹介しましたが、これらすべてを覚えておければ最高なのですが、仮に覚えておかなくても必要な時にすぐに調べられるようにしておけば、問題ないと思います。
すぐに調べられる環境のひとつとして『図解で簡単 Jw_cadの使い方』をブックマークしておいていただければ幸いです。