図形回転角を使った図形の貼付け
Jw_cadその他(1)〔図形読込〕を使って、別の図面やレイヤ―に読込んだ図形を貼り付けるとき、貼付ける図形の角度を適切に変更することで、完成する図面の構図を反映させるようにする手順をご紹介致しますのでご覧ください。
ページ内では、その他(1)のツールバーを使って行いますが、メインメニューから使うこともできますので、その手順を最初にご紹介させていただきます。
メインメニューの〔その他(A)〕⇒〔図形〕の順に左クリックすれば、ツールバーから始めるのと同じようになります。
図形を回転させる角度を適切に変更する方法
Jw_cadその他(1)〔図形〕を使って登録図形を図面の中に貼付けるときに、図形の角度を適切に設定しておかないと、完成した図面が不適切なものになってしまうので、適切に図形の回転角度を設定する手順をご覧ください。
- その他(1)ツールバーの〔図形〕タブを左クリックします。
- データ保存フォルダ内で必要な図形をダブルクリックします。
- コントロールバーの〔回転角〕ウインドで回転角度を指定します。
- 図形貼付け位置に貼り付けます。
これで、貼付ける図形の回転角度の設定は終わりなので、この手順を画像を交えて解説致します。
図形貼付け時の回転角変更手順の画像解説

図形の回転角度変更前の図形を点線で描いてあります。

「図形」タブを左クリックすると登録図形収納「図形データ保存フォルダ」が開きますので、この中から必要な図形を選んで図形データをダブルクリックしてください。
掲載中のフォルダ画像は、管理人が個人で使っているフォルダの画像ですので、
Jw_cadに最初から備わっているものとは違いますのでご承知おきください。
◆◇◆図形データの表示切替方法
左端の「リスト表示」にチェックを入れると画像表示からリストの一覧表示に変ります。
プレビュー表示数の変更は隣の二つの数値を変えることで変更できます。

コントロールバーの〔回転角〕ウインドに貼付ける図形の角度を指定してください。
画像では、比較しやすいように、45°回転させて菱形になっているのが確認できます。

図形の回転角度を「45゜」に指定したので、貼付け画像は45゜に傾いたものになっています。
90°毎に図形の角度を変える方法

コントロールバーの『90°毎』タブをクリックすれば、簡単に図形の角度を90°ごとに変更することができます。
この方法なら、90°変更をワンクリックでできるので、気軽に使ってみてください。
画像では、分かりやすいように、長方形を選んでおきましたが、
例えば、矢印のような形だと、クリックごと「0゜⇒90゜⇒180゜⇒270゜⇒0゜」と切り替わりますので、お好みの角度まで回転させて貼付けることができます。
≪図形読込の総まとめ≫
図形読込コマンドの〔回転角〕の使い方をご紹介させていただきましが、
あまりにも簡単すぎて、画像だけを見て、練習を始めてる方もおられると思います。
それはそれで、良いと思いますし、日常的にJw_cadに触れることが、上達の近道だと思いますので、ドンドン付使って、慣れることを心掛けてください。
図形読込コマンドの中にも幾つかの使い方がございましたけど、一つひとつ図解でご紹介させていただきましたので、ご理解いただけているものと思っていますが、
おそらく、実務で使うようになっても、使い方を忘れることもあるので、いつでも確認できるように、このサイトのURLをブックマークしておいてください。
会社内なら、私なり、誰かが知っていますし、ブックマークされているPCもございますので、すぐに確認することができるので、問題ないのですが、会社外では、自身でブックマークしなくては、すぐに確認することができませんので、出来ればブックマークしておいてください。