Jw_cad 建具の使い方

作図(2)ツールバー

建平・建断・建立の使い方

Jw_cadにある〔建平・建断・建立〕は全てドアやサッシ、襖等の建具に関する図面パーツで、ダウンロード段階で既に実装されているものです。
簡単なものですが、よく使われるコマンドなのでこのページで慣れていただければと考えています。

こちらでご紹介するのは作図(2)ツールバーから始める手順ですが、
メインメニューから始めるときは。
作図(D)〕⇒〔建具平面(G) 建具断面(K) 建具立面(F)〕の順番に左クリックしてください。

〔建平〕建具平面の使い方

建平〕は、図面内の必要な部分に建具の平面図を加えるときに実装されているファイルを使うのでその手順をご覧ください。

建具平面図の使い方

画像の手順は次のようになります。

  1. 作図(2)ツールバーの〔建平〕タブを左クリックします。
  2. 建具平面図をダブルクリックで選択します。
  3. コントロールバーの各項目を設定します。
  4. 建具を描く対象線を左クリックで指示します。
  5. 描きこみ位置を右クリックで読取ります。

これで画像のように建具の平面図が所定の位置に描けます。
画像では手順②の段階で現れる建具平面図フォルダをお示し出来ませんでしたので、改めてご紹介させていただきます。

建具平面図フォルダダイアログです。

この中から必要なものを選択して図面に貼り付けるのですが、その手順は③以降の手順です。


手順のご紹介であっさりと書かせていただきましたが、見比べていただければ、どれがどの部分の設定かお分かりいただけると思います。
平面図の設定内容の検証
1.見込=110
2.枠幅=35
3.内法=1.700

〔芯ずれ〕は、「読んで字の如し」で建具の芯をずらす設定です。
ずらし量を設定することで、必要な位置に建具平面図をずらすことが出来ます。

建具平面として収納されているのは【A~D】までの4種類です。
それぞれの詳細はファイル名をご覧ください。

〔建断〕建具断面の使い方

建断〕は、図面内の必要な部分に建具の断面図を加えるときに実装されているファイルを使うのでその手順をご覧ください。

建具断面図の使い方

画像の手順は次のようになります。

  1. 作図(2)ツールバーの〔建断〕タブを左クリックします。
  2. 建具断面図をダブルクリックで選択します。
  3. コントロールバーの各項目を設定します。
  4. 建具を描く対象線を左クリックで指示します。
  5. 描きこみ位置を右クリックで読取ります。

手順は建具平面図とほぼ同じなので、すぐに同じように図面上に建具断面図を貼り付けることが出来ます。
画像では手順②の段階で現れる建具断面図フォルダをお示し出来ませんでしたので、改めてご紹介させていただきます。

建具断面ダイアログです。

この中から必要なものを選択して図面に貼り付けるのですが、その手順は③以降の手順です。


見比べていただければ、どれがどの部分の設定かお分かりいただけると思います。
コントロールバーの設定内容と建具断面の関係性

1.見込=110
2.枠幅=35
3.内法=1.700

〔芯ずれ〕は、「読んで字の如し」で建具の芯をずらす設定です。
ずらし量を設定することで、必要な位置に建具平面図をずらすことが出来ます。

建具断面として収納されているのは【A~C】の3種類で、それぞれの詳細はファイル名をご覧ください。

〔建立〕建具立面の使い方

〔建立〕は、図面内の必要な部分に建具の立面図を加えるときに実装されているファイルを使うのでその手順をご覧ください。

建具立面図の使い方

画像の手順は次のようになります。

  1. 作図(2)ツールバーの〔建立〕タブを左クリックします。
  2. 建具立面図をダブルクリックで選択します。
  3. コントロールバーの各項目を設定します。
  4. 建具を描く位置を右クリックで指示します。

これで画像と同じように所定の位置に建具の立面図が描けます。
画像では手順②ので現れる建具立面図フォルダをお示し出来ませんでしたので、改めてご紹介させていただきます。

建具立面図フォルダダイアログです。

建具の立面図を貼り付けるときは、予め貼付け位置の基準点を指定しておくと正確に貼り付けることが出来るので、時間短縮にも繋がると考えられます。


建具立面図の基準点はコントロールバーのここで変更します。
基準点変更ダイアログです。

この二つのタブをそれぞれ左クリックすると基点位置が変更されます。
変更内容はこのダイアログをご覧ください。
基準点変更ダイアログです。

≪まとめ≫
建具の平面・断面・立面が予め用意されているのは、建築関連の方にとっては有難いと思います。
建築関連の図面では、頻繁に描かなくてはならない項目ですから、都度描いていたのではいくら時間が有っても足りませんので、簡単なものでも有れば便利なのは間違いありません。
より詳細な図面が必要な時は、各メーカーのHPを見ると製品の詳細な図面が用意されていますので、必要な時にダウンロードすれば、どのメーカーの製品でも細かな部分まで確認することが出来ます。

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