失敗しない図面の保存手順
Jw_cadで描いた図面を保存するときにも注意が必要です。
「図面の保存なんて簡単だよ」
おっしゃる方は、少なくありませんが、Jw_cadを使い始めて間もない方は、存方法を間違って、思いもせず、折角の図面を破棄してしまったという話をよく聞きます。
こんな憂き目に遭わないためにも、図面の正しい保存手順を身に付けていただきたいと思いますので、時間の無駄だと思わずに、一読ください。
新しい図面の保存手順
新規から始めて描き上げた図面を保存するときは、パソコンでファイルや画像を保存するときと同じように、名前を付けて保存すればいいだけです。
画像の〔保存〕をクリックして新しい図面の保存を始めます。
メインメニューから始めるときは、〔ファイル(F)〕をクリックしてプルダウンメニューから、〔名前を付けて保存(A)〕をクリックして始めてください。
クリックするとこのファイル選択ダイアログが開くので、左側の保存ツリーの中から、図面を保存するフォルダを開いてください。
保存するフォルダを開いたら、ファイル選択ダイアログの上部にある〔新規〕タブをクリックして新規作成ダイアログ表示します。
このダイアログで新しい図面を保存するのに必要な項目を設定していきますので、次の手順をご覧ください。
- 保存する図面の名前を付けます。
- ファイルかフォルダを選択します。
- 保存形式を選択します。
- 必要であれば図面情報等を書き留めてください。
- 最後に「OK」をクリックして保存完了です。
これで新しい図面の保存ができました。
名前は、分かり易いものにすることをお薦めします。
3.の保存形式は、誰かにデータを渡す時に、先方で利用できるようにするためなので、保存するPCで使うのであれば、変更する必要はありません。
上書き保存の手順
この〔上書き保存〕は、編集中の図面を保存するもので、ワンクリックで簡単に上書き保存することができます。
実に簡単で、便利なコマンドですが、反面間違いを起こしやすいコマンドでもあるので、上書き保存する前には、図面名称をよく確認して、間違いがないことを確かめることを強くお勧めします。
仮に間違って同じ名前の図面内の違うレイヤで編集を進めいることに気付かず、上書き保存すると、必要なレイヤの内容が全て置き換わってしまうので、注意が必要です。
もし間違っていたら、先に紹介した〔名前を付けて保存〕で別の名前で仮保存して、後から編集しなくてはいけなかった図面と差し替えれば、作業を無駄にすることも無くなりますので、仮に間違いに気付いても慌てずに冷静に対処するようにしてください。